五番山笠 西流(博多祇園山笠 2023年)

舁き山笠を奉納。公開場所は明治通り沿いの西鉄バス土居町バス停そば(博多駅or県庁方面行)。福岡市営地下鉄「呉服町」より天神方面へ徒歩3分。(下記の地図参照)

西流の山笠の写真

 

 < 舁き山笠 > 
標題:強弓一箭裂鬼神
(ごうきゅういっせんきじんをさく)

人形師:西川 直樹

西流の山笠の写真

<標題の説明>
源為朝は、1139年源為義の八男として生まれ、のちに平氏を滅亡させる源頼朝、義経の叔父にあたります。身長は2m以上。左腕は右腕より12cm長かったと伝わります。正に強弓を使いこなせる体格と云えます。幼い時から乱暴者で、13歳の時に勘当され九州の豊後に追放されますが、並みいる強豪たちを破って3年で九州を平定し、自ら鎮西八郎と名乗りました。後、保元の乱で敗れて肘の筋を切られ弓を使えないようにされ、伊豆大島に流されました。ところが傷が癒えると又暴れ始め、10年後には伊豆七島を支配します。この事態に為朝追討の院宣が下り、20艘の軍船で攻めかかると、為朝は強弓一本で一艘の軍船を沈めてみせ、その後、館で切腹したといわれます。
しかし為朝の人気は高く、琉球へ逃れ、為朝の子が初代琉球王になったという異説もあります。
為朝の強弓で、この世にはびこるあらゆる災いを、豪快にうち砕いてもらいたく、今年の標題としました。

 

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< 地 図 >

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