四番山笠 中洲流(博多祇園山笠 2023年)

九州最大の歓楽街・中洲で公開されている山笠。舁き山笠と飾り山笠を奉納。公開場所は、福岡市営地下鉄「中洲川端」より徒歩5分、西鉄バス「東中洲」より徒歩3分ほど。(下記の地図参照)

中洲流の山笠の写真

 舁き山笠 

標題:龍鬼願安寧

 (りゅうきあんねいをねがう)

人形師:溝口 堂央

中洲流の山笠の写真

<標題の説明>

古来より日本では鬼は畏怖の対象としてだけではなく魔除けや守護の神として崇められていました。
その鬼と天に登り運気を上昇させる龍が力を合わせて昨今、色々なことが起きているこの世を穏やかに何事もなく安らかになる様願いを込めて作成致しました。

 飾り山笠 

< 表 >

標題:長政関ヶ原之勇

 (ながまさせきがはらのゆう)

 人形師:中村 信喬

<標題の説明>

関ヶ原の戦いの直前、東西の勢力図は混沌としており、諸大名も東軍(徳川家康軍)と西軍(石田三成軍)の何方に付くか、選択を間違えれば家が滅びることとなり、慎重になっていた。東軍・西軍共に「第三勢力」を自陣営に引き入れ、また寝返りを防ぐことが戦の勝利に直結すると認識していた。そこで長政は福島正則が石田三成を嫌っていることから東軍に迎えた。次に毛利軍は西軍でしたが毛利軍の小早川秀秋を懐柔した。このことが関ヶ原の東軍の有利になり、しかも黒田長政は戦場でも石田三成の軍師である島左近を討ち取るという活躍。このことが東軍の勝利を導きました。

<見送り>

標題:桃太郎之誉

 (ももたろうのほまれ)

 人形師:溝口 堂央

<標題の説明>

むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがくらしていました。
ある日おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯へ行き大きな桃をひろい家へ持って帰りました。桃を割ってみるとなんと中から男の子があらわれました。その子は桃太郎と名付けられました。すくすくと育ったある日悪事をはたらく鬼を退治する為鬼ヶ島へ出発しました。
途中 犬・猿・雉にきび団子をあげてお供にしました。鬼ヶ島で鬼たちと対決し犬・猿・雉と力を合わせて見事勝利しました。
鬼から宝物をもらい、おじいさんとおばあさんといつまでも幸せにくらしましたとさ。

 山笠の公開場所 

※舁き山笠=  、飾り山笠= 赤 

<関連リンク>

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