十二番山笠 キャナルシティ博多(博多祇園山笠 2024年)
福岡市博多区にあるキャナルシティ博多の地下一階サンプラザステージで公開。公開場所は、福岡市営地下鉄「櫛田神社前」より徒歩3分、福岡市営地下鉄「中洲川端」「祇園」より徒歩10分、西鉄バス「キャナルシティ博多前」より徒歩1分ほど。(下記の地図参照)
飾り山笠
< 表 >
標題:刀伊入寇隆家勲
(といにゅうこうたかいえのいさおし)
人形師:川崎 修一
<標題の説明>
約千年前の平安時代一○一九年、大陸で刀伊と呼ばれた女真族が海賊となって九州・博多に攻め寄せた。藤原道長によって大宰権帥に左遷されていた甥の藤原隆家は、公卿では珍しい「さがな者」と呼ばれた武闘派で、隆家自ら九州武士団を率いて熾烈な戦いを繰り広げ刀伊を撃退した。隆家と九州武士、刀伊の一団、危機感の薄い京の藤原道長を表現します。
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<見送り>
標題:光源氏胡蝶舞宴
(ひかるげんじこちょうまいのうたげ)
人形師:室井 聖太郎
<標題の説明>
源氏物語二十四帖に登場する「胡蝶」の巻をテーマに制作しています。光源氏三十六歳太政大臣の時に催した春の宴に登場する唐風龍頭鶏首船と童胡蝶の舞姿や雅楽の楽人を配し、紫式部と光源氏が見守る中、平安時代の優雅な世界を表現します。