博多祇園山笠 十二番山笠 天神一丁目(2019年)

今年は福岡市中央区天神にあるイムズビルの地下2階で公開(例年は大丸百貨店エルガーラのアーケード内で公開)。公開場所は、地下鉄天神駅から徒歩6分、西鉄バス・天神コア前から徒歩3分ほど。

 飾り山笠 
< 表 > 標題:安曇磯良丸伝説
(あずみの いそらまるでんせつ)

人形師:中村 信喬

<標題の説明>

玄海灘に漕ぎ出そうとする神功皇后でしたが海は大荒れです。そこで志賀海神社の祭神だった安曇磯良丸を呼び出し波を鎮めよと命じます。磯良丸は金色の亀に乗り千珠、満珠の珠を手に海を鎮めます。海神である磯良丸は古事記にもあるように、フジツボが付いたような顔のため人前を嫌い布で覆っていました。山笠の下部から底津、中津、上津と綿津見三神も飾っています。

<写真ギャラリー>

 

<見送り> 標題:記紀伝神功皇后
(ききでんじん ぐうこんごう)

人形師:白水 英章

<標題の説明>

古事記や日本書紀では、神功皇后は後の応神天皇となる親王を福岡の地で出産したと伝わっており、現在の宇美町の町名由来ともなっています。御子を抱いているのは武内宿禰。皇后の軍を率いて各地で戦った歴戦の雄として知られています。こちらもゆかりの住吉三神を配しています。武装して力強いイメージのある皇后ですが、女性的な優しさを醸し出してもいます。

<写真ギャラリー>

 

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