博多祇園山笠 十番山笠 新天町(2019年)
昭和24年、博多部外の地に山笠が初めて建てられたのが、福岡市中央区天神にある新天町の飾り山笠。公開場所は、地下鉄・天神駅から徒歩3分、西鉄バス・天神コア前バス停から徒歩1分ほど。(下記の地図参照)
飾り山笠
< 表 >
標題:神話稲羽之素菟
(しんわいなばのしろうさぎ)
人形師:亀田 均
<標題の説明>
八上比賣に求婚するため稲羽(因幡)に向かう八十神(兄たち)について、荷物を入れた袋を背負って大国主命が海辺を歩いていると、丸裸の菟が倒れていました。兎は鮫を騙して海に並ばせ。淤岐(隠岐)島から海岸まで渡ろうとしたが、渡り切る直前に「だまされやがって」と言うや、捕まって丸裸に。その上、八十神から「海水を浴びて風に当たっていれば治る」と聞かされ、従うと、一層痛みがひどくなりもがいていたのです。大国主命はあわれみ、「川の水で体を洗い、蒲の花粉を敷いて転がっていれば癒える」と教えました。その通りにしたら元の菟に戻りました。兎は喜び「比賣が選ぶのはあなたです」と予言。事実、八上比賣を娶ることになったのです。
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<見送り>
標題:サザエさん
人形師:亀田 均
<標題の説明>
長谷川町子先生原作「サザエさん」。新聞やテレビで最も長くお茶の間で愛され、温かさと楽しさ、そして平和な家族の代表のように誰からも愛され親しまれております。