十番山笠 福岡ドーム(博多祇園山笠 2024年)
飾り山笠としては最も新しい。表は毎年、福岡ソフトバンクホークスを標題としている。公開場所は「MARK IS 福岡ももち」の2F。福岡市営地下鉄「唐人町」より徒歩10分、西鉄バス「PayPayドーム」より徒歩2分、「九州医療センター」より徒歩4分ほど。(下記の地図参照)
飾り山笠
< 表 >
標題:美破鷹之誉
(びば たかのほまれ)
人形師:中野 浩
<標題の説明>
美とは、目標に挑み続ける情熱。 美とは、真摯に努力する姿勢。 美とは、期待を背負う覚悟。 輝くピースが一つに集まり、勝利の光へ突き進む。どんな高い壁も打ち破っていこう!
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<見送り>
標題:武魁神剣誉
(ぶのさきがけしんけんのほまれ)
人形師:川崎 修一
<標題の説明>
天照大神の弟・須佐之男命は天岩戸の一件で多くの神々の相談で高天原を永久追放となり、出雲国・斐伊川上流の鳥髪へ降った。人家を求め上流へ上っていくと若い女を挟んで老父母が泣いていた。訳を聞くと三人は夫婦の足名椎・手名椎と娘の櫛名田姫で、八つの頭と八つの尾を持つ山よりも巨大な八俣大蛇と云う怪物が毎年やってきて苦しめられていると涙ながらに語った。須佐之男は大蛇を退治して三人を助け、姫を嫁に貰うことにした。まず八つの甕に強い酒を用意をさせ、大蛇にそれを飲ませ酔わせてから十握の剣と云う長大な剣で八つの頭や尾をバラバラに切り裂いた。その時、内側の尾を切りつけた時に剣の刃が欠けた。あやしんで切り開いてみると中には都牟刈之大刀があった。この太刀を天照大神に献上し、三種の神器の一つ草薙剣と云う。