博多祇園山笠 十三番山笠 福岡ドーム(2021年)
福岡PayPayドーム前の広場で公開されている。飾り山笠としては最も新しい。表は毎年、福岡ソフトバンクホークスを標題としている。公開場所は、地下鉄・唐人町駅から徒歩15分、西鉄バス・九州医療センター前バス停から徒歩1分ほど。(下記の地図参照)

飾り山笠
< 表 >
標題:快進撃 鷹く
(かいしんげき たかく)
人形師:中野 浩




<標題の説明>
現状維持を目指すことは、停滞の始まりに過ぎない。停滞の始まりは、後退の始まりかもしれない。
未来の自分を、どう作るか?
今の自分に満足してしまう事はせず、心身共に鍛え上げ、さらに高いレベルを目指してゆく。
パリーグ連覇。そして5年連続日本一へ
チームとファンが一つになって、もっと、もっと『鷹く!』
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<見送り>
標題:雄姿剣洗川
(ゆうし けんを あらうかわ)
人形師:三宅 隆







<標題の説明>
正平十四年(1359)八月七日大保原(小郡市)で武家方の小弐頼尚に勝利した宮方の菊池武光は、更に敗走する敵を追って山隈原まで進出した。この方面で戦っていた小弐方の大友勢も菊池勢の側面からの攻撃に敗れた。
武光は更に小川を渡り(菊池渡りともいう)深く追撃しようとした。死傷者は小弐方一万八千人、菊池方六千九百人と伝えられる様に、味方も被害が大きく、また疲れ切っていたので進撃する事を止め、軍を山隈原にまとめた。
朝からの戦いで血まみれの刀を山隈原を流れる小川で洗うと、刀は鋸の様にこぼれており、川の水は真っ赤に染まった。この故事により大刀洗と名づけられた。