一番山笠 恵比須流(博多祇園山笠 2022年)

舁き山笠を奉納。公開場所は、福岡市営地下鉄「呉服町」「千代県庁口」より徒歩10分、西鉄バス「石堂大橋」より徒歩2分ほど。(下記の地図参照)

 舁き山笠 

標題:我誓「博多総鎮守」

 (わがちかい はかたそうちんじゅ)

人形師:人形司 武平

<標題の説明>

博多の町は、奈良時代大宰府政庁の大陸交易を行う出発の町として発展したと伝えられます。そこに暮らす町民は交易や商業を生業として全国的に活躍をし、今日の博多の礎を築いてきました。 博多の町の特徴は地の利もさることながら、室町時代から発展してきた町民自治にあります。その精神的中心が櫛田神社です。

櫛田神社は、中殿に大幡主大神、左殿に天照大神、右殿に素戔嗚大神が鎮座され、博多町民の主な願いである、夷狄征伐、五穀豊穣、無病息災の願いが込められ、町民によって建立され、町民によって営繕が繰り返され今日に至っています。とりわけ、山笠に代表される祭事は、博多の町に民主的な縦組織と、相互扶助の横組織を形成し今に至って自治都市博多の面目を保っています。近年、新型コロナ、また急激な都市化によって希薄になりがちな郷土愛を思い返し、活気ある博多の町を再現するために、今一度原点に立ち返り、博多の伝統行事を共に盛んにしたいものです。

 山笠の公開場所 

<関連リンク>

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